【Google Chrome】「あのページどこいったっけ…?」がなくなる、3つの英単語でブックマーク整理を高速化する方法
はじめまして、根気ピアノと申します。
はてなブログ初投稿です。お手柔らかによろしくお願いします。
ふだんはWebエンジニアをしています。
自分は作業の高速化が好きで、「これ速くできないか」「あれ速くできないか」と常に目を光らせています。
今から紹介する方法は、自分が考える中で最速かつローコストなブックマーク整理法です。
読むと1日5分くらい得するかもしれない人
・お気に入りしたページが「どこだっけな…」っていつもなる人
・目当てのページにたどり着くのに時間がかかる人
・タイピングがそこまで苦じゃない人
読むと時間を損する人
・丁寧にフォルダ整理されていないと耐えられない人
・すでにブックマーク整理の方法を確立している人
・英語がこの世でいちばん苦手だっていう人
・タイピングをできるだけしたくない人
英単語で名前をつけて、ブックマーク検索機能で検索する
結論から言います。
「英単語でページに名前をつけ、ブックマーク検索機能で検索する」
という方法です。
なんで英単語??ブックマーク検索機能て??
現段階では意味がわからないと思うので、具体例も交えながら詳解します。
手順
具体的な手順は以下です。
---
①ブックマークしたいページを開く
②「次そのページを見たい時に頭に浮かぶであろう英単語」を3つ以上、「ページの名前」に加えてブックマークする
③ジャンル関係なく、「その他のブックマーク」につっこむ
④そのページを見たい時が来たら、そのページについて思いつく英単語を検索バーに入力する
----
ブックマーク検索機能とは?
Chromeを含む多くのWebブラウザでは、
お気に入りしたサイトの名前を検索バーから検索できます。
百聞は一見にしかず。
こんな感じ。
上のgifでは「konkipiano youtube channel top」というふうにブックマーク名を付けています。
gif上では「konkipiano youtube」と入力していますが、「konkipiano top」とか「channel top」でもたどりつけます。
これを活用している人って、意外と少ないみたいです。
このブックマーク検索機能をフル活用して、
自分でフォルダ整理して階層をたどるのではなく、名前をつけて検索してしまおう
ということです。
「あのページを見たい」時に頭に浮かぶ言葉を名前に使う
ブックマーク登録するページの名前は
①そのページを開きたい時に頭に浮かぶであろう言葉
②印象に残る言葉
の2つの観点からをつけます。
たとえば、こんなケースで考えてみます。
ある日、斉藤さんという同僚にブログを紹介してもらいました。
「君の上司つけ麺好きだったよね?」
「このブログすごくつけ麺について詳しく書いてるよ」
このような流れで、『日々麺日記』とかいうブログを教えてもらったとします。
これをブックマークすることを考えます。
この場合、自分であれば…
「saito tsukemen blog supervisor(上司) ramen」
のように名前をつけて「その他のブックマーク」に入れます。
名前につける単語は3つ以上であればいくつつけてもOKです。
ramenを追加した理由は、
この場合、検索するときに「tsukemen」の代わりに「ramen」が頭に浮かぶ可能性があるためです。このように、上位階層の言葉も入力しておけばセーフティネットが広がります。
また、特徴性が高いかつ印象に残る単語があるなら、2単語以下でも大丈夫です。
たとえば、「NASAのトップページ」であれば「nasa top」で十分です。
「NASA」が特徴性が高いかつ印象に残る単語ですね(ここらへんは人による)。
ただ、基本は3単語以上つけておくと確実です。
自分はブックマークが1000ページ近くありますが、
大体は検索時に2単語入力すれば目当てのページにたどりつけます。
3単語入力すればほぼ確実に1つに絞れます。
名前をつけるときのポイントは、
「そのページを要約する言葉」ではなく、
「印象に残る言葉/そのページを使うときに頭に浮かぶであろう言葉」
を使うことです。
「ページを見たい時に頭に浮かぶ言葉で検索すれば、そのページにたどり着ける」
という仕組みをブックマーク登録時点で作っておくということです。
こうすることで、
「斎藤さんに教えてもらったラーメンのブログ名なんだっけな…」
「上司に教えたいんだけどな…」
となっても、
「saito supervisor tsukemen」
と検索バーに入力すれば無事たどり着くことができます。
「日々麺日記」なんて覚えていてもどうしようもない言葉に記憶リソースを割く必要はなくなります。
検索に英単語を使うのは、日本語の表現が多すぎるから
では、なぜ英単語で名前をつけるのかというと、検索時の選択肢を減らすためです。
自分を含めこれを読んでいる多くの人は日本語ネイティブだと思います。日本語ネイティブは、同じ意味の日本語で非常に多くの表現方法を知ってしまっています。
つまり、ページを探す時の言葉の選択肢が増えてしまうのです。
おまけに、
ひらがな・カタカナ・漢字・アルファベット……
などの文字表現も数パターン考えられてしまいます。
このようにして、
検索時に頭に浮かぶ言葉の数が膨大になってしまいます。
現在の検索機能では文字が一致していなければヒットしないので、
「斉藤 ラーメン つけ麺 ブログ」
というふうに名前をつけた場合、
検索する時に、
「『つけ麺』だっけ?『つけめん』だっけ?」
「『斉藤』だっけ?『斎藤』だっけ?」
ということが起こります。
こうなると、この方法は破綻します。
ちなみに、この記事の執筆でもめちゃくちゃお世話になっている
「いらすと屋」さんでも「検索のコツ」というページにこのような注意書きがあります。
検索のコツ
日本一のイラストサイトでもこの日本語検索問題に直面しているようです。
日本語を母国語とする人なら誰しもがぶつかる問題なのかもしれません。
しかし、英語を使えばこの問題は解決します。
「saito tsukemen」
一択です。シンプル。
(tsukemenって英語じゃなくてどちらかというとアルファベットですけどね。)
つまり、まとめると
日本語でやると
・「類義語」が大量に思い浮かぶ
・「活用」がある
・「ひらがな/カタカナ/漢字/アルファベット」の変換がある
という点から、検索効率が落ちる。
英語でやると
・「類義語」の選択肢が少ない
・活用がない
・変換がない
という点からとても検索効率が上がる。
ということです。
フォルダ整理で挫折した人のための方法
過去の自分はフォルダでブックマークを整理していました。
整理に関するさまざまな書籍を読んでは試し、
自分なりの方法を確立しようとしましたが挫折してきました。
もしこの方法を思いつかずにフォルダ整理でやるなら、「つけ麺フォルダ」とかいうニッチなフォルダができてしまうことでしょう。
このようなフォルダを作成してしまったが最期、そのフォルダはこれから先、永久に『日々麺日記』専属フォルダと化し、気づいたら「グルメフォルダ」「ラーメンフォルダ」「中華料理フォルダ」みたいなのものもできていて、ふとした瞬間に「MECEが崩れている…」「粒度が…」「また整理に失敗した…」といって貴重なやる気と思考リソースを浪費することになってしまうのです。
自分自身綺麗にフォルダ整理しようとしてとことん挫折しているので、
ある瞬間に「もう無理なフォルダ整理はしない」と開き直りました。
まとめ
長くなりましたが、まとめるとこういうことです。
①ブックマークする時は、検索する時に思いつくであろう英単語を先読みして名前につけておく
②検索するときは、思いつく英単語をガンガン入力する。
ちなみに、他のブラウザは知りませんがChromeでは「Ctr+L」で一瞬で検索バーにフォーカスできます。
この方法を使うなら覚えておいたほうがいいです。
以上です。誰かのお役に立てれば幸いです。
ありがとうございました。